これまで様々なAGA治療が行われてきましたが、IPS細胞（人工多能性幹細胞）には、AGA治療に役立つ可能性があることがわかってきました。
これは慶応大学の研究チームによる成果で、2013年1月にアメリカの科学雑誌に発表され、慶応大学の研究チームでは、IPS細胞を使って、毛髪を作り出す毛包という組織を部分的に再生させることに成功し世間から大きな注目を集める結果となりました。
まだこの成果がすぐにAGAの治療につながるという訳ではありませんが、毛髪を作り出す組織を部分的にせよ再生することに成功したということは、今後の研究次第では、脱毛症の治療や、育毛剤開発につながる可能性があると言われています。
IPS細胞が毛包の一部組織を再生させることができたことで、今後はAGA治療の救世主になってくれる可能性が出てきました。
このままIPS細胞の研究が進み、毛包の組織全体を再生することが可能になれば、AGA治療の主流が大きく変わる日が来るかもしれません。
